こんにちは(*^^*)
現在妊娠中でよくお腹が張るという方はおられないでしょうか?
私は2人目の妊娠中、7か月目で切迫早産を経験しています。1か月の入院を余儀なくされ、退院後も臨月まで自宅安静でした。
切迫早産になってからどのような過ごし方をしたのか。私が気を付けなければならなかったことをまとめています。
あくまで体験談なのですが、この記事が少しでも役に立てば幸いです(*^^*)
目次
切迫早産での安静
切迫早産とは、妊娠22週から妊娠37週までの間に、赤ちゃんが産まれそうになること。早産になりそうな状態のことをいいます。
私は26週の検診で安静にしてくださいと言われたのですが「安静」の基準が分かりませんでした。
安静と言われてからしてしまったこと
- 家事全般(掃除、洗濯、料理)
- 歩いて買い物に行く
- 車に乗る(軽自動車で微振動が多い)
- 三陰交へのお灸(※要注意)
安静にしているつもりだったこと
- 走らない、ジャンプなどしない
- 上の子を抱っこしない
- 背伸びして手を伸ばす動作をしない
- なるべく長い間座っている
- 自転車に乗らない
妊娠中の自宅安静とは。自宅安静の方法。
安静の度合いを必ず確認
「自宅安静」とお医者さんから言われた場合は、必ず「どのくらい安静にすればいいか」「安静の方法」を確認してください。
少し気を付けるくらいでいいなら、長時間の外出や立ち仕事、重いものをもったり、運動したりするのはやめてなるべくゆっくりする。疲れないようにする。お腹が張ったら必ず休む。という感じでしょうか。
なるべく安静にと言われた場合は、やや危険と判断したほうが賢明です。私はこのパターンでした。そのまま安静にしないでいると早産になる可能性があるので注意してください。
なるべく安静にと言われた人は、お腹の張りも気になることが多いと思います。家事は必要最低限にして、極力家族に協力をお願いしてください。そして横になれそうな時間は横になっていてください。
私の場合できるかぎりゆっくりしようと思って、座椅子に座っていました。
でも、次の2週間後の検診で切迫早産を言い渡され、緊急入院ですよ!
座っていても赤ちゃんと羊水の重みは重力で子宮頸管にしっかり乗っかってくるんですよね(^-^;
先生には、座っていても安静にはならへん!と怒られました。
え~、じゃあもっと細かく安静の方法教えてくれたら良かったや~ん!(聞けばよかったやん)
自宅で絶対安静ていうのはあるんでしょうか?でも、入院と言われたけどどうしても入院できない事情があった!みたいなパターンもあるかもしれないですね。
こういう場合は迷わず、ずっっっと横になっておきましょう!トイレ以外は寝ておく!
枕から頭を離す時間をなるべく少なくしてください。
切迫早産の入院生活。切迫早産の治療とは?
切迫早産での入院経緯
私の場合ですが、見た目でお腹が明らかに下に下がっていたので検診日ではありませんでしたが急きょ産婦人科へ駆け込みました。
診察結果は「緊急入院」
子宮頸管長は1cmまで短くなっていていつ生まれてもおかしくない状態だったそうです。
入院生活はどのようなものだったのか
私のかかっていた病院では点滴はありませんでした。
私以外の入院患者さんも点滴をしている人はいませんでした。
朝の6時、正午、夕方6時、深夜0時の6時間ごとに1日4回の張り止めの薬を飲んでいました。
することは、ひたすら横になること。
もちろん食事もトイレも寝たままです。
低い枕から頭を持ち上げてはいけませんでした。
横向けにごろんとなることも食事の時以外禁止でした。
上半身を起き上がらせてはいけないので、ひたすら天井を見つめる日々です。
顔も洗えないので看護師さんが用意してくれる温かいおしぼりで顔を拭くだけでした。
もちろんお風呂に入れないし、頭も洗えません。
「身体を拭いていいですか」
看護師さんに尋ねると、刺激になるからダメ。
「髪をといていいですか」
頭には色々なツボがあり、刺激になるからダメ。
マッサージも刺激になるからダメ。
ひたすら刺激になりそうなことを避けていました。
便意、尿意も我慢すれば刺激になるので、なるべく早く看護婦さんに言わねばならず恥ずかしいのと申し訳ないので辛かったです。
上しか向けないので読書もゲームも腕がだるくなり長くはできませんでした。
私が暇をつぶしていたのは、携帯のソーシャルゲームとテレビでしたが、先生曰く刺激になるものはなるべく見ないでほしいという事でした。
…も~こうなったら、ひたすら寝てやるっっっ!!
寝たきり生活を送った結果
1週間もすれば看護師さんにトイレを手伝ってもらうことにも、お風呂に入れないことにも、寝たきりにも慣れました。
お腹の赤ちゃんが私にくれた初めてのプレゼントはこの1か月の寝たきりというロングバケーションです。
3週間後には子宮頸管長は3cmまで伸びて早産の危機を脱することができました。
徹底して寝る。横になる。
「寝ているだけなんて」「点滴は要らないの?」「子宮頸管を縛る手術とか要らないの?」と心配症の母親は初めはとても先生のことを疑っていました。
だけど、点滴が必要だとか手術が必要だとかは先生の方がよく分かっておられます。
素直にごろ~んとしていた結果、思った以上に順調に回復したので母も安心していました。
入院中は、先生やスタッフの皆さんが私のストレスにならないよう、安心できるようとても親切に声をかけて下さいました。
9か月目で退院し臨月まで自宅安静
1か月の寝たきり入院で、トイレの時くらいは歩いてもいいくらいまで回復したので自宅に帰ることになりました。
当時フルタイムで仕事をしていた母親ですが、全面的に協力してくれました。
旦那は上の子を連れて実家に帰ってくれていました。
家族の協力が難しいとき
自宅安静は家族の協力が必要不可欠です。
もし家族の協力を得るのが難しい場合は安心できるまで入院を継続しておくべきです。
同じ時期に入院されていた方に、自宅安静が難しいという理由で入院している人もいました。
切迫早産は健康保険が効きますし「高額療養費制度」も利用できます。
また医療保険が切迫早産で適用されるのなら軽い負担で入院生活を送れます。
自分の加入している保険を確認してみてください。
私の場合は医療保険で入院費用を払っておつりが来るくらいの保険金がおり、大助かりでした。
自宅安静はどのように過ごしたか
トイレに比較的近い部屋に布団を敷いて、再び寝たきり生活の始まりです。
母親はフルタイムで働いていたので、朝起きて私の朝ごはんと昼ご飯、一日分の飲み物の用意をして枕元に置いてくれていました。少しのおやつも(*^^*)
それを時間になったら、寝たまま食べていました。
起き上がるのはトイレの時のみ。
ただ寝たきり生活が1か月も続くと筋肉が衰えて立ち上がるのも一苦労だし、下手に立ち上がってコケたりしても危ないので四つん這いでトイレへ行っていました。
お風呂は臨月まで入りませんでした。
外出もせず、動かないと汚れにくいのか爪垢も黒くならないんですね(゜-゜)
夏だったので汗をなるべくかかないよう冷房をつけっぱなしにしてくれていました。
張り止めの薬も入院時と同じように飲んでいました。
そしてそのまま自宅安静を続けて、臨月に突入した日の朝。
目が覚めてすぐ、2ヶ月ぶりにシャワーを思いっきり浴びました!!!
シャンプーもなかなか泡立たず、泡立つまで何回も何回もしちゃいました!!
こんなに気持ちのいいシャワーは生まれて初めてだったかも(´▽`*)
臨月に突入して
なんと切迫早産で入院していたほど、一時は深刻だったにも関わらず出産は38週目でした。
しっかり自宅安静もできたので良かったです。
本当に協力してくれた周りの人たちに感謝感謝です。